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井筒屋、宇部井筒屋跡を宇部商工会議所に売却-ゆめタウン宇部には小型店を3月20日開店

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北部九州・山口地盤の地方百貨店「井筒屋」(北九州市小倉北区)と「宇部商工会議所」(山口県宇部市)は、「宇部井筒屋」(山口井筒屋宇部店)店舗跡の土地・建物を宇部商工会議所に売却することを2019年2月19日に発表した。
その一方で、井筒屋はゆめタウン宇部に「井筒屋宇部ショップ」を2019年3月20日に開業させている。

宇部井筒屋。

旧店舗を商議所に売却

宇部井筒屋(山口井筒屋宇部店)は1933年に開業。建物は地上4階地下1階建、売場面積は7,683㎡、山口井筒屋が自社物件として保有する。年商は約28億円(2018年2月期)であった。
開業当初は山口地盤の百貨店「ちまきや」傘下の店舗であったが、1969年10月に井筒屋が資本参加して以降、井筒屋色を段階的に強め、1972年には現在の屋号、1977年には現在の建物で運営が行われるようになった。
同店は面積が狭く、無料駐車場もあるため近年も黒字を計上する年があるなど、地方都市にしては比較的好調であったが、井筒屋本体の経営経営悪化と老朽化のため、2018年12月31日をもって閉店していた。
宇部井筒屋跡では、2019年1月5日から3月中旬まで1階東玄関に「お問い合せカウンター」を設ける暫定利用が行われているが、3月下旬以降の跡地利用方針は未定であった。

井筒屋宇部ショップ、ゆめタウン1階に開店

井筒屋は同店に代わる新たな拠点として、ゆめタウン宇部1階に「山口井筒屋宇部ショップ」を3月20日に開店させる。同店の売場面積は444㎡で、取扱品目は食品(銘菓は「いのくま」「御堀堂」「山陰堂」など)、化粧品、婦人服、ファッション雑貨など。地元紙・宇部日報によると店員数は38人で、外商店員も擁する。
3月20日から24日までは記念イベントとして「伊万里真珠フェア」「お楽しみ袋販売」などが開催される予定。
また、税込2,160円以上お買い上げで先着500名に紅白饅頭がプレゼントされる。

宇部井筒屋の新店舗イメージ(ゆめタウン公式サイトより)。

井筒屋が単独店の閉店後に店舗をゆめタウンに移店させるのは中津井筒屋、大牟田井筒屋に続いて3店舗目で、いずれも約500㎡前後の売場面積となっている。なお、このほか飯塚井筒屋についてはイオンに移店している。
ゆめタウン宇部では改装に合わせて「サマンサモスモスブルー」「エムニ」などの新規テナントも導入している。

地盤沈下進む宇部市中心部、新施設は起爆剤となるか

宇部市の中心部である琴芝・新天町エリアでは、宇部井筒屋が閉店したほかにも、2009年4月に大型衣料品店「エムラ宇部店」が店舗再編の一環として呉服専門店「エムラきもの館」に業態転換、2019年2月25日には地場大手総合スーパー「宇部丸信」跡の「レッドキャベツ新天町店」(現在はイオン系)が閉店、2018年10月にファミリーレストラン「ジョイフル」も閉店するなど地盤沈下が深刻化しており、10年の間に市街地から百貨店、大型スーパー、100円ショップ、衣料スーパー、ファミレスが消滅することとなった。
レッドキャベツ新天町店。

宇部商工会議所は、宇部井筒屋跡を2021年に解体、新たな複合施設を2023年に開設することを検討しているが、大型店の相次ぐ撤退により市中心部の先行きは不透明な状況にある。
宇部井筒屋跡が、市民生活の向上に繋がる「賑わい創出の起爆剤」として有効活用されることが期待される。

井筒屋宇部ショップ

住所:山口県宇部市黒石北三丁目4-1 ゆめタウン宇部 1階
営業時間:9:00~21:00

関連記事:レッドキャベツ、山口県から2019年2月撤退-創業の地、イオン入りから約4年で
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イオンフードスタイル八王子店、2019年3月28日開店-ダイエー八王子店跡に

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東京都八王子市のJR八王子駅近くにあったダイエー八王子店跡に、ダイエーが運営する食品スーパー「イオンフードスタイル八王子店」が2019年3月28日に開店する。

イオンフードスタイル八王子店が出店するブリリアタワー。

八王子のダイエー、食品スーパーとして再出店

前身となる「ダイエー八王子店」は1970年11月開店。建物は地上8階地下1階建、売場面積は12,778㎡。
ダイエー直営売場に加え、テナントとしてダイエーグループの婦人服店「ロベリア」、雑貨店「マルシェ」、100円ショップ「ダイソー」が入居するなど、八王子駅前を代表する大型総合スーパーとして、長崎屋(現・MEGAドン・キホーテ)とともに長年営業を続けていたが、末期には高層階を閉鎖、建物の老朽化に伴い2015年2月15日をもって44年の歴史に幕を下ろしていた。
ダイエー八王子店。

その後、大手不動産ディベロッパー「東京建物」により高層新築分譲マンション「Brillia Tower 八王子」(ブリリアタワー八王子)が建設、イオン系スーパーの出店が決定していた。
イオンフードスタイル八王子店は地上17階建の建物のうち1階部分に出店、売場面積は約1,067㎡(323坪)。運営はダイエー。
同店は、旧ダイエー八王子店の利用客を始めとする「地域にお住まいの方々の日々の暮らしを支える店舗」を目指すという。
なお、テナントは出店しない見込み。

イオンフードスタイル八王子店(公式よりイメージ)。

イオンフードスタイル八王子店

住所:東京都八王子市横山町4番8号
営業時間:8時~23時(通常営業時間)

関連記事:ダイエーグルメシティ八幡町店、2019年2月28日閉店-忠実屋1号店
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浦安魚市場、2019年3月31日閉鎖-「漁師町」の面影消える

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千葉県浦安市の東京メトロ浦安駅近くにある「浦安魚市場」が2019年3月31日に閉場する。
魚市場は浦安市においてかつて漁師町であった時代の面影を残す数少ない施設であった。 
浦安魚市場。

かつての面影残す魚市場、66年の歴史に幕-売却へ

浦安魚市場は1953年に開設。当時の浦安は漁師町であり、館内には昔の写真も飾られている。
現在の建物は1971年に建設されたもので、浦安魚市場協同組合が管理する。大店法上の売場面積は2,283㎡。上層階は賃貸住宅となっていた。東京メトロ浦安駅近くにあることから、同社のテレビCMやリーフレットにも登場したことがある。

館内に掲げられる昔の浦安のようす。

閉鎖は2018年10月に決められたもの。すでに退去が進んでおり、現在の建物は売却される方針だという。
浦安駅が近いため、近い将来の再開発が予想される。

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イオンモール名取、2019年4月19日増床リニューアル-東北最大のイオン、更に”巨大化”

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宮城県名取市の仙台空港アクセス鉄道杜せきのした駅前にある「イオンモール名取」が増床リニューアルし、2019年4月19日にグランドオープンする。

イオンモール名取(増床後のイメージ)。

東北最大のイオンモール、規模拡大で「駅直結」に

イオンモール名取は、「ダイヤモンドシティ・エアリ」として2007年2月開業。総賃貸面積は約67,000㎡、延床面積は約117,000㎡。
運営会社の経営統合に伴い同年9月「イオンモール名取エアリ」に改称、運営会社のブランド戦略の一環として2011年10月に現在の屋号に改称した。
今回の増床はコンセプトに「くらしにキラリ、わたしのランドマーク」を掲げ、杜せきのした駅側の駐車場に増床棟(地上3階建)を建設。「杜せきのした駅」とモール増床棟2Fを直結し、デッキには屋根が新設される。

改装後のイメージ。

増床棟1階はピロティ型駐車場、2階・3階は新規出店36店舗、既存棟からの移設10店舗の専門店で構成され、ニトリのホームファッション店「ニトリデコホーム」、アパレル「ラコステ」(既存棟から移転)、「グローバルワーク」(既存棟から移転)、「a.v.v」、リラクゼーションサロン「ラフィネ」、イオン傘下のスポーツ用品店「スポーツオーソリティー」(既存棟から移転)など50店舗が導入される。
また、杜せきのした駅からの2階エントランスは「杜のテラス」となり、カフェ「スターバックスコーヒー」(既存棟から移転)、七ヶ浜のカフェ「シチノカフェ」、フルーツジュース「果琳」などの喫茶・飲食店が出店する。

杜のテラス。

既存棟も改装リニューアル

今回の増床リニューアルに合わせて既存棟の改装も実施される。
既存棟1階には、核店舗の「イオン名取店」フードゾーン(食品売場)とのつながりを意識した食空間「けやきマルシェ」が展開され、チーズタルト専門店「PABLO(パブロ)」、食品雑貨・グロサリー専門店「カルディコーヒーファーム」、プレミアムチョコレート「GODIVA(ゴディバ)」が新規出店する。
このほか、既存棟内には和グロサリー専門店「久世福商店」、中国初の日本風雑貨店「メイソウ」、300円ショップ「スリーコインズプラス」などが新たに出店するほか、「ユニクロ」、「GU」、「ダイソー」、「ミスタードーナツ」など複数の既存テナントが2月から4月にかけて移転リニューアルし、順次オープンしている。
増床後の総賃貸面積は約80,000㎡、延床面積は約142,000㎡で、イオンモール全体でも有数の規模となる。
(画像はニュースリリースより)

関連記事:マックスバリュ東北、イオンリテール東北カンパニーと2020年3月を目処に経営統合へ
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川崎ルフロン、大規模リニューアルへ-2019年4月27日Ⅰ期開業、目玉は2020年開業「水族館」

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神奈川県川崎市川崎区のJR川崎駅にある都市型ショッピングセンター
川崎ルフロン」が、大規模改装をおこない2019年4月から2020年夏にかけて順次リニューアルオープンする。

リニューアル後の川崎ルフロン(イメージ)。

かつては「丸井」「西武」が核店舗だった

川崎ルフロンは旧三菱電線工業川崎工場跡地に建設されたショッピングセンターで、1988年3月開業。建物は地上10階地下2階建、売場面積42,500㎡。三菱商事系の日本リテールファンド投資法人が建物を所有し、住友商事系の住商アーバン開発が管理・運営を行う。
当初は「丸井川崎店」「西武百貨店川崎店」(川崎西武)を核店舗としていたが、2003年に西武百貨店が閉店したため、2004年に「ヨドバシカメラ マルチメディア川崎ルフロン」が出店。その後、2018年1月に丸井が閉店し、跡地の改装計画に注目が集まっていた。

2018年1月に閉店した丸井川崎店。

4月27日1期開業-日常と非日常を兼ね備えた施設に

今回のリニューアルでは、コンセプトに「Live’n Exciting-日常利用する施設が非日常空間に-」を掲げ、館内環境を“コントラストを効かせたデザイン”に刷新、日常と非日常がクロスする商空間の創出を目指す。
新たなテナントとしては、2019年中に約60店舗が出店する。
そのうち、2019年4月27日の第Ⅰ期リニューアルオープンとして2階にフードコート「FOOD VILLAGE」が開業。フードコートは約350席で、グランピングをイメージした空間となる。テナントとしては、スシローのフードコート業態「スシローコノミ」、川崎の名店「らーめん玉」などが出店する。
そのほか、館内にはニトリの雑貨・インテリア専門店「デコホーム」やアウトドア用品店「モンベル」といった専門店が新規出店する。

2階フードコート(イメージ)。

6階は川崎駅東口エリア最大級となる「ママ&キッズフロア」として、室内遊び場併設の玩具店「ボーネルンドあそびのせかい」(9階から移転)など、キッズ向けファッション、知育玩具、サービステナントが導入され、遊び場やフォトエリア、授乳室も整備されるなど、家族で楽しめる空間づくりが行われる。
6階ママ&キッズフロア(イメージ)。

2019年中に「ライフ」が出店、2020年には「水族館」も

2019年夏には新たな核店舗として1階に三菱商事系の食品スーパー「ライフ」が出店。秋から冬にかけても専門店が順次オープンする。
また、2020年夏には目玉施設として9階・10階に、日本初となる「駅前既存商業施設一体型の水族館」(詳細未定)が開業する。この水族館では、さまざまな特徴を持たせたコンセプトゾーンを設け、霧や滝などの自然環境を様々な手法を用いて表現するほか、AIとIoT技術を用いたインタラクティブな展示も行われる計画となっている。

駅前既存商業施設一体型の水族館(イメージ)。

大型店撤退が相次ぐ川崎駅東口の起爆剤となるか

川崎駅周辺では、西口の東芝工場跡地に三井不動産グループの「ラゾーナ川崎プラザ」が2006年に開業して以降、東口では地元・川崎を代表する百貨店として親しまれていた「さいか屋川崎店」が2015年に閉店、先述した「丸井川崎店」も2018年に閉店しており、大型店の撤退が相次いでいる。

さいか屋(解体済み)。

東口では、ラゾーナ川崎プラザに対抗する形で地下街「川崎アゼリア」が2016年3月に大規模改装、JR川崎駅ビル「アトレ川崎」が2018年2月に増床を実施しているほか、さいか屋跡の大部分がパルコの小型商業施設「川崎ゼロゲート」となることが決まったものの、商業の重心は未だ西口に偏っている。
今回の川崎ルフロンの大規模リニューアル計画により、川崎駅東口の「復権」が期待される。

川崎ルフロン

住所:神奈川県川崎市川崎区日進町1-11
営業時間:9時半~22時(ヨドバシカメラ)

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フジ、サニーTSUBAKIとスポンサー契約締結-フジ傘下で再建目指す

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四国地方の地場流通大手「フジ」(愛媛県松山市)は、地場食品スーパー「サニーTSUBAKI」(サニー椿)(愛媛県松山市)との間で民事再生手続におけるスポンサー契約を締結することを2019年2月27日に発表した。

サニーTSUBAKI道後店。

一斉閉店と商品券騒動で話題となった愛媛の地場スーパー

サニーTSUBAKIは1954年創業。愛媛県松山市に古川店(旧・椿店)、桑原店、道後店の3店舗を展開する。
松山市民を中心に長らく「サニーマート」の屋号で親しまれていたが、高知県に本社を置く地場大手スーパー「サニーマート」など類似名称のスーパーが複数あることもあり、2014年に現在の屋号に改称していた。
現屋号への改称後は、テレビCMの放映や同社の桑原哲也専務(通称:てっちゃん)、地元アイドル「愛の葉Girls」を前面に押し出した販促キャンペーンで知名度を高めていたが、2018年6月27日に本店を除く全店が一斉閉店、同年6月28日に民事再生法適用を申請するなど経営悪化が表面化、プレミアム商品券(てっちゃん商品券)を持つ多くの市民が押し寄せる騒ぎとなった。
(詳細は過去記事を参照)
その後、同社は同年7月24日にフジによる商品供給支援のもと、桑原店、道後店を営業再開させたが、一連の騒動により信用悪化が顕著なものとなっていた。同社はフジとの民事再生手続におけるスポンサー契約締結により、顧客・取引先との信用を回復、事業再建を本格化させるとみられる。

フジ傘下入り後も当面はそのまま営業か

フジは2012年に広島地盤の中堅食品スーパー「スーパーふじおか」(ピュアークック)を買収、2014年にも松山地盤の中堅食品スーパー「スーパーABC」を買収しているが、いずれも屋号及び店舗の営業形態は買収以前と同様のものとなっており、「サニーTSUBAKI」も当面はそのままの形で営業すると思われる。

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LUSH新宿店、2019年初夏開店-アジア最大の旗艦店、JR新宿駅前に

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化粧品ブランド「LUSH」(ラッシュ、本社:英国)を日本で展開するラッシュ・ジャパンは、東京都新宿区の新宿駅中央東口前に日本旗艦店「LUSH新宿店」を2019年初夏に開業させる。

英ナチュラルコスメブランド、新宿に”アジア旗艦店”

LUSHはイギリス発の化粧品ブランドで、1995年に1号店を出店。ナチュラルコスメやバス用品を中心に展開しており、一部商品は量り売りが行われることを特徴としている。
なお、英法人は動物愛護運動に積極的なことでも知られ、日本では鯨や鮫を捕り食べることを野蛮であるとして非難していたことでも知られる。

日本旗艦店となる新宿店はJR新宿駅ビル「ルミネエスト」向かいにある新宿FFビルの1階から5階に出店。5階は事務所となる。
かつてこのビルにはコムサの旗艦店「コムサストア新宿」が出店していたが、2018年7月に閉店していた。

コムサストア新宿。7月に閉店した。

LUSHの店舗としてはアジア地域最大規模となり、外国人観光客の取り込みも行いたいとしている。

「全国各地」から「都心集中」へと舵切るLUSH

日本国内では、かつてはイオンモールなど地方のショッピングセンターにも多く出店していたが、近年は都心地域に集中して出店する方針へと転換している。
新宿旗艦店の出店はそうした同社の「都心集中」を表すものとなった。

LUSH新宿店(ニュースリリースより)。

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マルショク新守恒店(仮称)、2019年夏開業-イオン徳力店跡もサンリブに

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福岡県北九州市小倉南区守恒のイオン徳力店跡地に「(仮称)守恒ショッピングセンター」が建設されることになり、核店舗としてサンリブ(小倉南区)が運営するスーパーマーケット「(仮称)マルショク新守恒店」が2019年夏に開業する。

サンリブ守恒ショッピングセンター(仮称)の建設予定地

サンリブ、ダイエー跡地に次いでイオン跡地にも出店

(仮称)守恒ショッピングセンターは地上2階建てで、延床面積は約5,225㎡。
建設予定地には長らく、イオン九州が運営する総合スーパー「イオン徳力店」(売場面積10,600㎡、旧・徳力サティ)が地域の商業核として営業していたが、同社の経営不振や施設の老朽化に加え、後述する「サンリブもりつね」(ダイエー徳力店・徳力アピロス跡地、今回の新店舗とは別)の進出もあったことから、2017年8月31日をもって閉店していた。

旧・徳力サティ。

イオン徳力店の閉店後は、別棟の「コナミスポーツクラブ」(旧・エグザス)を除き、建物の解体が進められており、敷地内の一部には北九州地場大手不動産会社「大英産業」による複数館新築分譲マンション「(仮称)ザ・サンパークシティ守恒」(地上14階建程度)も数棟建設される予定。

(仮称)守恒ショッピングセンター建築計画のお知らせ。

徒歩圏にもサンリブ-新店はサンリブより「小規模」

徒歩圏内には、同じくサンリブグループのショッピングセンター「サンリブもりつね」が営業しており、テナントとして地場百貨店「井筒屋」のギフトショップや靴量販店「ABCマート」、家電量販店「エディオン」、「くまざわ書店」が出店している。

サンリブもりつね。

そのためか「(仮称)守恒ショッピングセンター」は延床面積5,225㎡、売場面積3,713㎡と、イオン徳力店やサンリブもりつねよりも小規模な店舗となる。

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みさき公園、南海電鉄が2020年3月に撤退-「後継事業者探し」へ

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南海電鉄(大阪府浪速区)は、大阪府岬町にある「みさき公園」の運営から2020年3月で撤退することを発表した。

みさき公園。

みさき公園、60年以上の歴史に一旦幕

みさき公園は1957年4月に開業。南海電鉄にとって「さやま遊園」(狭山遊園、2000年閉園)に次ぐ遊園地事業で、同社の70周年記念として設けられたものであった。
みさき公園は遊園地、野外ステージ、動物園、水族館、レジャープールが併設される複合施設で、南海みさき公園駅に隣接する。なお、同駅は遊園地開業前まで南淡輪駅という名称だった。
ジェットコースターは1957年の開業当時から運行されているもので、西日本で現役最古のものとなっている。

帆船のモチーフが印象的なみさき公園駅。

南海電鉄は近年も2009年にイルカショーを行う「シャイニースタジアム」を、2014年に鉄道体験施設「わくわく電車ランド」を開設するなど改装・経営改革を続けていたが、少なくとも過去10年に亘って営業赤字が続いていたという。

活用方法は未定-後継事業者を探していく考えだが…

南海電鉄撤退後のみさき公園の活用方法は未定だという。
南海電鉄は今後の活用方法について岬町と協議をしていきたいとしており、地元メディアの報道によると岬町も新たな事業者の下で存続できるように努力していきたいとしているが、関西屈指の大型複合施設だけにそのままの規模で運営できる事業者は少ないと思われ、「閉園」となる可能性も捨てきれないであろう。

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恵比寿三越、2019年3月27日リニューアル-食品売場全面改装で「大型イートイン」も

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東京都渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスにある百貨店「恵比寿三越」(三越恵比寿店)の全面リニューアルが完成し、3月27日にグランドオープンを迎えた。

恵比寿三越。

「くらしの館」コンセプトに2年弱に亘る改装を実施

恵比寿三越は1994年10月に恵比寿ガーデンプレイスの核店舗として開業。建物は地上2階・地下2階建てで、売場面積は18,318㎡。

1階・エントランス。

恵比寿三越の改装は「新・くらしの館」をコンセプトに2017年より順次おこなわれてきたもの。
今回の2019年3月までの改装では、地下2階の食品売場の全面リニューアルを中心に、地階ファッションフロアの一部、2階ファッションフロアの一部でもリニューアルが実施された。

改装告知ポスター。

改装の目玉「美食パラダイス」-イートインが充実

今回の改装の目玉となる食品フロア地下2階「フードガーデン」のコンセプトは「食を通じて暮らしに寄り添う”美食パラダイス”」。
YEBISU(恵比寿で楽しむ)」と「at HOME(家で楽しめる)」をテーマに生鮮品売場、イートインコーナーの充実が図られた。
イートインコーナーは約100席と百貨店としては大規模なもので、ロサンゼルス発のハンバーガー店「UMAMI BURGER」、ベトナム料理「ニャーベトナム・フォー麺」、南インド料理「スワガット」、韓国料理「韓美膳DELI」、イタリア料理「アンディカフェデリカ」など、既存店も含めて世界各国の料理を楽しむことができる。
なお、これら地下2階のイートインコーナーは食品売場と同じく20時閉店となる(一部の地下1階飲食店などは21~22時まで営業)。

イートインコーナー(公式サイトより)。

新たな食品テナントとしてはオリーブの実専門店「オリーブマーケット」、手作りチーズ店「フェルミエ」、目黒の老舗銘菓店「玉川屋」、フランス発の洋菓子店「ベイユエール」、だし専門店「ゑびす山長」などが出店。
ベーカリーでは曜日ごとに7つのベーカリーが入れ替わる新コーナー「エブリデイズベーカリー」も開設される。

ベーカリーコーナー(公式サイトより)。

「ケーキ作り」「AIによる味覚判定」「本店から取寄」も

新たな試みとして、洋菓子店「コンフェクション西麻布」が運営する「エビススイーツクラブ”by me”」(5月開業予定)では、焼き菓子やケーキ作り体験ができるコーナーも設けられるほか、「未来日本酒店」(初夏開業予定)では、AIによる自分にあった日本酒の味覚タイプ判定を行うことができる。

3月24日まで地下2階に掲げられていたコンセプトボード。

また「O・TO・RI・YO・SE」コーナーを新たに開設。
日本橋三越本店で扱われている弁当、菓子などが恵比寿三越でオーダーできるようになる。

デイリーファッションとリフォームを強化

食品関連以外ではデイリーファッションを強化するほかほか、リメイク・リフォームコーナーの充実も図られた。
ファッションテナントとしては新たにアイウェアコーナー「アイスタイル」、子供服「ミキハウスプレミアキッズ」、ニット「クラフトヒロ」、ファッションブランド「POLOラルフローレン」(初夏開業予定)などが導入される。

ガーデンプレイス、再び存在感を示せるか

恵比寿駅から少し距離がある恵比寿ガーデンプレイス・恵比寿三越は、近年はアトレ恵比寿の増床・充実の影で売上の減少が囁かれていた。

駅直結で人気を集めるアトレ恵比寿。2015年に増床された。

今回の三越のフードガーデン改装は「ちょっと上質な日常遣い」を目指したものと考えられ、特にイートインコーナーの充実については、カフェとファーストフードを除けば「高級店」が中心であったこれまでのガーデンプレイスにおいて新たな強みになるものといえる。
周辺住民に三越のこうした「コンセプト」や「利便性」が広く周知されることとなれば、新たな客層の取り込みにも成功するであろう。

恵比寿三越

住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-7
営業時間:午前11時~午後8時 (一部飲食店を除く)

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サンリブおのだ(仮称)、2019年6月開業-おのだサンパークの新たな核店舗

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山口県山陽小野田市のショッピングセンター「おのだサンパーク」の新たな核店舗としてサンリブ(北九州市)の総合スーパー「サンリブおのだ(仮称)」が、2019年6月に出店する。

現在のおのだサンパーク・ゆめタウン小野田。

寿屋→フジ→イズミ→サンリブ

おのだサンパークは1983年10月に九州地盤の地場大手総合スーパー「寿屋」の山口1号店を核とする「サンパークおのだ」として開業。2002年の寿屋廃業を機に新たな核として「フジグラン」が出店、2008年には京阪流通システムと共同で施設の建替えを伴う大規模リニューアルを実施した。
現在の核店舗のイズミ「ゆめタウン小野田」は2012年6月20日にフジグラン小野田跡に開店。建物は地上2階建てで、営業面積は約8,000㎡だったが、2019年5月12日での閉店を決めている。
なお、イズミはこれに合わせて近隣に食品スーパー「ゆめマート南小野田」を出店することも決めている。
ゆめタウン小野田閉店の記事はこちら

ゆめマート南小野田。

ゆめタウンサンリブおのだ(仮称)」は2019年6月下旬に開店する予定。
サンパークへの出店により、サンリブは山陽小野田市では2店舗体制となる(過去に閉店した店舗もある)。

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大沼、再び「地元資本」に-2019年3月から、企業再生ファンドとのトラブルで

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企業再生ファンド「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(MTM社、東京都)の下で再建中であった山形県山形市の百貨店「大沼」の経営権を、2019年3月中に同社幹部が設立した新会社が取得したことが明らかになった。
P1050047-
大沼山形本店。改装予定だったが計画どおりに進んでいない。

創業318年の百貨店、経営難でファンド傘下となったが…

大沼は1700年に創業。1950年に百貨店となった。
1970年には支店として米沢店、1971年には酒田店を出店し、経営規模を拡大した(酒田店は酒田大火により移転、その後ダイエーに譲渡され閉店)。
2019年現在、大沼は山形本店、米沢店、新庄ショップの3店を展開する。

大沼百貨店米沢店。

同社は仙台市の百貨店などとの競争に加えて耐震補強・店舗改装に多額の資金が必要になることから、2017年に企業再生ファンド「MTM社」の傘下となり、その資金を活用して支店である米沢店の改装などが行われていた。
しかし、最近はMTM社による資金供給が予定通り行われておらず、計画されていた本店の改装などができない状態であるとされ、大沼経営陣とファンド側との対立が起きていたという。
さらに、MTM社は資金面の問題から傘下に収めた盛岡市の複合商業施設「ななっく」(旧中三盛岡店)を6月2日に閉館させることも決めており、大沼についても今後が不安視されていた。

閉館を決めたななっく。

大沼幹部らが新会社を立ち上げ-再び地元資本に

大沼の経営権を引き継いだのは、同社の幹部ら9人が立ち上げた「大沼投資組合」。MTM社出身の社長ら5人は解任されることとなった。
再び地元資本に戻った大沼であるが、具体的な再生計画などはまだ発表されていない。特に稼ぎかしらである本店の早期改装は必須であると思われ、今後の動向が注目される。

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京急ウィング新橋、2019年3月20日リニューアル-2018年からの改装、全面完成

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東京都港区の新橋駅地下にある地下街「京急ウィング新橋」の全面リニューアルが完成し、2019年3月20日にリニューアルオープンした。

京急ウィング新橋。

京急ウィング新橋の全面改装、いよいよ完成

京急ウィング新橋は1972年開業。
新橋駅には京急線の駅は無いものの、1968年より相互乗り入れをおこなう都営浅草線が乗り入れている(開業当初は都営1号線)。
運営は京急グループの「京急ショッピングセンター」で、「Spice of days」をコンセプトに通勤者が日常遣いできるショッピングセンターとして親しまれてきた。

今回のリニューアルでは、第一段として2018年10月から11月にかけて「もとまちユニオン新橋店」など10店舗が開業。
改装第二弾となった今回は、3月20日までに新規3店舗、リニューアル4店舗の計7店舗が開業する。

もとまちユニオン新橋店。

3月中に新規オープンしたのはレディスファッション「ストラ」、
うどん居酒屋「カタソトデ」、チーズタルト専門店「パブロミニ」の3店舗。
パブロミニでは新橋限定フレーバー「純喫茶のカフェラテ」の販売もおこなわれる。
このほか、化粧品店「ザ・ボディショップ」、雑貨店「イッツデモ」、カフェバー「プロント イルバール」、茶漬け「だし茶漬け えん」がリニューアルオープンした。

リニューアルした店舗。

これを以て、京急ウィング新橋の全面改装は完成を迎えることとなった。

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VR ZONE SHINJUKU、2019年3月31日閉館-ミラノ座跡、再開発で

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バンダイナムコアミューズメントが運営する東京都新宿区西武新宿駅前にある仮想現実体験施設「VR ZONE SHINJUKU」が
2019年3月31日で閉館する。

VR ZONE、僅か1年半で閉館-超高層ビル建設で

VR ZONE SHINJUKUは映画館「東急ミラノ座」跡地に2017年7月に開業したもの。
広さ約3,500㎡にも及ぶ国内最大級のVRエンターテインメント施設で、飛行体験やアニメ作品コラボなど、様々なアトラクションが人気を集めていた。
かつてこの場所にあった「東急ミラノ座」は東急グループの映画館として「新宿東急文化会館」に1956年に開業。約60年に亘って親しまれたが、老朽化のため2014年に閉館し、VR ZONEの建物が建設された。

VR ZONE SHINJUKU。

VR ZONE SHINJUKUはもともと再開発までの暫定活用であった。
この地には東急グループにより地上40階地下5階建て、高さ約225メートルの超高層ビルが建設されることが決まっている。
再開発の概要に関する記事はこちら

再開発完成予想図(内閣府ウェブサイトより)。

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【4月1日】上海そごラ、4月1日庆祝開幕-贵樣!来店レてくだちぃ!

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中華人民共和国上市の边境に日式风格品牌の百貨「そごラ」が4月1日に開幕レだ!

ついに开店するだよ

上海そごラのキャッツフーズは「绿の街にお城の樣な百貨公司」。买场面積はUSO800公亩だ。
そごラは近接の住民を招待しで極度招待レで庆祝しだ!
開店したは上牛10点钟、店に入ゐのと服务員が日語で「カんげいこラりん」と挨拶すゑ!
仆が日本語で「こんにさわ」と言った、そレたら服务員が「君日本語本当上手」と返ず、日式の风格に感動レで思れず「謝謝茄子」と正し<日式で返レだ!

画像の制作に無駄な时间が消費されだ。

たのしいし!目的にピッタレ!

鱼买场では日本から来だと思われゑ匕うメ、かしイ、田ラなぎ、長江淡水イルか、巴沙鱼、鲢鱼、鲶鱼、罗非鱼ガ居だ。日本から运输レだのに魔の鮮度にピっくりだ。
蔬菜水果买场では米津玄师の檸檬、椎名の林檎、となりのバナナ、草莓の雪香などが飞ぶよラに买れだ!
家电买场にも日本品牌ガいっぱいで、SQNY、SQMY、ZONY、50NY、50ATなどの制品が並んでいだ。
其他にもMINISO、ゆうやと、優の良品AJIIHIBANなど真の日本品牌杂货店も很多見られだ。

ジャパンファストファッションデザイナーズブランド(完全に理解レた(わかってない))

店内には夏目漱石もかつて利用したことのある無線LANも設置されでおり、マッサーヅのサビーヌも提供さわゐ。

ゐゐぶでも介紹されのだ

今日開店レだのに店の前には「当店はJTBの本「ゐゐぶ」に紹介されました。」の标志があっだ、さすがゐゐぶは迅速であゐ。
总经理は「そごレは正レい日式风格の百貨公司でず。皆樣贵樣、そごレを应援レてくだちぃ(レなさい)」と話レで「お客樣。そごレのポインコ力一ドをお持さてずか?」と大麗花の卡をくわた。
そるそる执笔者も限界であゐ!勘弁レてくだちい(しなさい!)

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新元号は「令和」-2019年5月1日に改元

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日本政府は、2019年5月1日から使われることとなる新元号を「令和」と発表した。

皇居内にある宮内庁。

5月1日から改元

新元号は2019年4月1日11時41分に菅義偉官房長官が発表したもの。
改元は今上天皇がご譲位されることに伴うもので、1989(平成元)年1月8日以来31年ぶりとなる。

阪急そば、「若菜そば」に2019年4月1日から店名変更-阪急阪神HDから離脱

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阪急阪神HD傘下の「阪急阪神レストランズ」は、立ち食いそば・うどん専門店「阪急そば」を「フラット・フィールド・オペレーションズ」(大阪府泉大津市)完全子会社の「平野屋」に売却することを2019年3月18日に発表した。
阪急そばは、阪急阪神HDからの離脱に伴い店名を「若菜そば」に2019年4月1日をもって変更、阪急そばブランドは50年を超える歴史に幕をおろした。

阪急そば梅田駅三階店。

阪急の定番うどんそば屋、ヒット商品開発するも店舗半減

阪急そばは1967年4月に阪急電鉄グループの園芸・飲食会社「阪急園芸」(のちのクリエイティブ阪急)により、阪急十三駅構内で創業。
2019年3月現在、立ち食いそば・うどん専門店「阪急そば」12店舗、十割そばや店舗独自商品も取扱う「阪急そば若菜」3店舗、計15店舗を展開する。
同店は長らく、阪急電鉄駅構内・駅周辺での営業に専念していたが、2000年代に入ると事業の多角化を開始、大阪市中心部に路面店を相次ぎ出店し、最盛期となる2009年には40店舗体制を構築するまでに至った。(高級業態3店舗含む)
2015年2月にはオリジナル商品「ポテそば」「ポテうどん」を販売開始、北海道産揚げたてポテトを「そば」「うどん」にのせる斬新な発想がSNS上で話題となり、全国的な知名度を持つようになるが、阪急沿線外からの全面撤退に加え、駅構内店舗の統廃合を進めたことで、店舗数は最盛期の半分以下となっていた。

阪急そば若菜十三店。

阪急阪神HD離脱で店名変更、阪急そば52年の歴史に幕

フラット・フィールド・オペレーションズは1977年5月、うどん・そばを中心としたロードサイド型和食レストラン「本家さぬきや」として大阪府藤井寺市で創業。
2019年現在は、主力事業としてスーパー銭湯など各種温浴施設内での飲食店運営や宿泊施設運営、指定管理者事業を行う。

若菜そば阪急上新庄店。

今回同社が買収する「阪急そば」(12店舗)「阪急そば若菜」(3店舗)は、「関西私鉄駅構内初の立ち食いそば・うどん店」ともいわれる老舗ブランドであったが、阪急阪神HDからの離脱に伴い「阪急そば」ブランドは消滅することとなった。

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紀伊國屋書店弘前店、2019年5月6日閉店-東北初の紀伊國屋、35年の歴史に幕

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青森県弘前市土手町の「紀伊國屋書店弘前店」が、2019年5月6日をもって閉店する。紀伊國屋書店弘前店。

東北初となる紀伊國屋書店、35年の歴史に幕

紀伊國屋書店弘前店は1983年9月、東北初となる紀伊國屋書店として「川嶋ビル」(ホテル法華クラブ弘前→弘前パークホテル)の1階に開店。
開店以来、地元資本の書店「ブックス弘前」が語学・学習参考書・漫画・和雑誌を販売するという特殊な営業形態を採用していたが、2013年に紀伊國屋書店が全フロアを直営化していた。

大型書店競争激化で苦境…東北の紀伊國屋は1店に

同店は長らく、青森県内最大規模の大型書店として営業を継続していたが、徒歩圏内の百貨店「中三弘前店」に「ジュンク堂書店弘前中三店」が2012年5月開店、ダイエー弘前店跡に開業した複合商業施設「ヒロロ」に「未来屋書店ヒロロ店」が2013年7月開店するなど競争が激化、Amazonなどネット通販の台頭もあり厳しい経営状況だったとみられる。
同店の閉店により、東北地方の紀伊國屋書店は仙台店のみとなる。p1040572ジュンク堂書店が出店する中三弘前店。

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立川ロフト、2019年5月26日閉店-「立川ルミネロフト」は4月5日に増床

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東京都立川市のJR立川駅近くにある大型雑貨店「立川ロフト」が2019年5月26日で閉店する。

立川ロフト(写真は準備中です)。

立川ロフト、7年の歴史に幕

立川ロフトは2012年8月に立川駅前・北口大通りにある「丸井井上共同ビル」の核店舗として1階から4階に開業した。
この建物にはかつて丸井が出店しており、2007年9月から2012年5月までは丸井グループのテナントビル「立川モディ」となっていた。
一方で、もともと近隣には「立川ルミネロフト」(2007年開店、旧立川ロフト)があり、立川のロフトは2店舗体制となっていた。

立川ルミネロフト、4月5日に増床リニューアル

立川ルミネロフト」は立川ロフトの閉店に合わせて2019年4月5日の開業を目指して移転増床工事をおこなっている。

立川ルミネ(写真は準備中です)。

増床移転後は立川ルミネ6階に出店。売場面積は約562㎡(現在は約354㎡)となるものの、丸井跡の店舗よりは大幅に狭い店舗となる。
立川ルミネロフトは、今回の移転に伴い文具、美容・健康雑貨の販売拡充をおこなうことを発表している。
4月5日から7日まではオープニング企画としてルミネ立川ロフトで税込1080円以上購入するとスタンプシートが配布され、店内2カ所のスタンプを集めると各日先着250名にロフト限定の「CHALKBOYデザインクリアファイル」がプレゼントされる。

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MEGAドン・キホーテ福重店、2019年6月開店-長崎屋運営、ダイエー・イオン福重店跡に

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福岡県福岡市西区のイオン福重店跡に「MEGAドン・キホーテ福重店」(仮称)が2019年6月に開店する。

改装が進むMEGAドン・キホーテ福重店の建物。
既に一部がメガドンキの色となっている。

ダイエー・イオン跡に「MEGAドンキ」が進出

MEGAドン・キホーテ福重店(仮称)が出店する建物は1983年11月、ダイエー傘下の流通大手「ユニード」が運営する総合スーパー「福重アピロス」として開店。運営会社再編の一環で1994年に「ダイエー福重店」に改称、2015年9月には「イオン福重店」に再度改称し営業を継続していたが、建物の老朽化や競争激化もあり2018年9月をもって閉店していた。

旧・イオン福重店。

イオン時代の売場面積は15,152㎡で、建物は福岡市の中堅不動産会社「西部日本エンタープライズ」が所有する。

長崎屋、17年ぶり九州進出-九州最大のドンキに

旧イオン福重店前には長崎屋の看板が設置されており、MEGAドン・キホーテ福重店(仮称)はPPIH(旧ドン・キホーテHD)の総合スーパー「長崎屋」が運営することが明らかになった。同社は2002年まで九州地方に大型スーパー「サンバード長崎屋」の店舗を展開しており、ドンキブランドとしてではあるものの約17年ぶりに九州地方に再進出することとなる。
同店はドン・キホーテグループの店舗としては九州最大。
4月現在、生鮮食品(精肉・鮮魚・惣菜)の従業員募集が行われており、イオン時代と同様にフルラインの生鮮食品を展開する可能性が高い。

店舗前に設置された看板。

近隣は福岡地所の大型ショッピングセンター「木の葉モール橋本」(サンリブ)や「ミスターマックス橋本ショッピングセンター」(ハローデイ)、低価格志向の食品スーパー「サニー」、「マルキョウ」が立地する商業激戦区であるが、ダイエー・イオンが撤退して以降、衣食住を展開する大型総合スーパーが消滅していたこともあり、MEGAドンキは近隣住民にとって待望の大型ディスカウント店となるだろう。

MEGAドン・キホーテ福重店

住所:福岡県福岡市西区拾六町1丁目7-1
営業時間:未定

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